展示案内
源内金唐革紙同好会展(2011/04/03-05/30)
金唐紙(きんからかみ)の由来
17世紀半ばの江戸時代にヨーロッパから渡ってきた装飾革は、その豪華さから「金唐革」と呼ばれ珍重されました。この高価な革を日本の和紙を過去して作れないかと模造が始まりました。やがて模造革紙は改良され「金唐革紙」として知られました。一時は鹿鳴館や国会議事堂などを華やかに飾りましたが、いつしか衰退していきました。その後文化財関係の美術印刷を手がけていた上田尚氏が復元に成功し、多くの重要文化財の壁紙を復元しました。こうして蘇ったという意味を込めて『金唐紙』と呼ばれています。
開催期間 2011年4月3日(日)〜2011年5月30日(月)
■ 倉橋
秀明 プロフィール
1936年 香川県高松市に生まれる
1955年 高松工芸高校漆芸科卒
1959年 多摩美術大学図案科(染色専攻)卒
1961年 香川県漆芸研究所卒
1992年 日本陶磁協会湘南支部正会員
第35回日本工芸会四国会展入選
2000年 第43回日本工芸会四国会展入選